海外旅行で苦痛なのは日本との時差ですよね。特に長距離のフライトでは、生活リズムの変化から体調を崩すことも。
今回はマニラやセブと日本との時差、直行便がある主要空港からの移動時間などをご紹介していきます。旅行や出張、視察などで訪れる際の参考にして、旅をより快適なものにして下さい。
目次
マニラと日本の時差、飛行機の移動時間
フィリピンの首都マニラと日本の時差は1時間です。日本の方が日付変更線に近いため1時間早く進んでいます。そのためフィリピンに行く際は時計の針を1時間遅らせ、帰国の際は1時間早めましょう。
フィリピンではサマータイムを採用していないため、一年を通して時差は同じです。1時間の時差であれば、睡眠時間がずれて時差ボケになったりすることもありませんね。
マニラと東京・大阪・福岡の移動時間について
フィリピンの国際空港は、マニラにある「ニノイ・アキノ国際空港」とセブの「マクタン・セブ国際空港」の二か所です。
ニノイ・アキノ国際空港はマニラ首都圏のパサイとパラニャーケの境にあり、フィリピン航空・セブパシフィック航空のハブ空港にもなっています。
旅客ターミナルは第一から第四まであり、それぞれのビル間には連絡通路などがないため一度敷地外の道路に出なければなりません。そのため利用する航空会社のターミナルビルを間違えると、回り道をしなければ目的のターミナルにたどり着けないためくれぐれもご注意ください。
- ターミナル1・・・国際線専用
- ターミナル2・・・フィリピン航空・子会社PALエクスプレス専用
- ターミナル3・・・国際線・国内線
- ターミナル4・・・国内線専用
日本の航空会社は日本航空とLCCのジェットスター・ジャパンが乗り入れています。そしてフィリピンの航空会社は新千歳空港や成田空港、関西国際空港や中部国際空港へ就航しています。日本-フィリピン間の直行便の就航地は以下のようになっています。
そしてフィリピンと日本(東京・大阪・福岡)との移動時間は下記の通りです。いずれもフィリピン直行便のある空港になります。
セブと日本の時差、飛行機の移動時間
マニラから南へ約570㎞先にあるセブと日本との時差は、マニラと同じく1時間です。7,000以上もの島々からなるフィリピンですが、標準時間帯(タイムゾーン)は一つで「PST」と表示されます。
フィリピンとの時差は上記のように、私たちの生活リズムに大きな影響を与える心配がありません。ただし気温は日本とは大きく違うので気を付けましょう。特に日本で冬に当たる11月~2月の間も、フィリピンの平均気温は27~30度前後です。体温調節機能が低下しがちなご高齢な方は、この気温の差で体調を崩さないように気を付けたいですね。
セブと東京・大阪・福岡の移動時間について
セブにある国際空港は「マクタン・セブ国際空港」という名前ですが、空港があるのはセブ島と橋二本でつながっているマクタン島です。ニノイ・アキノ国際空港の次に大きな国際空港として、一年で400万人以上もの乗客を出迎えています。
セブ市内へのアクセスはバスかタクシーのみ。フィリピン庶民の足として使われているトライシクルやジプニーによる空港への乗り入れは禁止されています。空港に向かう際、これらの乗り物を使うと空港手前で降ろされてしまうのでご注意ください。
2018年には新しいターミナルが誕生し、現在では国際線専用として使われています。従来までのターミナルは国内線専用となります。マクタン・セブ国際空港と日本をつなぐ直行便はフィリピン航空一社のみで、就航地は以下のようになっています。
羽田空港や福岡空港からの直行便はありませんので、乗継便を利用しましょう。日本の各空港とマクタン・セブ国際空港との移動時間は下記の通りです。
フィリピン(マニラ・セブ)と日本の時差、東京・大阪・福岡からの飛行機の移動時間まとめ
フィリピンと日本との時差は1時間ということで、時差ボケなどの心配はなさそうです。ただし気温の差によって体調を崩す恐れがありますので、特に高齢の方は水分をこまめに取る、帽子や日焼け止めなどの暑さ対策を忘れずにしましょう。
日本からは5時間弱~5時間半程度の移動時間でフィリピンに到着します。フィリピンの空港は日本とは使い勝手が違うため、利用する際は時間に余裕を持つように気を付けましょう。