フィリピンの観光スポットランキング

ビーチ

羽田空港から5時間弱で行けるフィリピンには日本人にあまり知られていない観光スポットが数多くあります。またフィリピンは日本との時差も1時間と過ごしやすいのが特徴です。

今回はフィリピンならではのビーチリゾートや知られざる歴史建造物などをご紹介していきます。

目次

フィリピンの観光スポットランキング:ビーチリゾート


ビーチ

7,000以上もの島々からなるフィリピンには、美しいビーチやリゾート施設がたくさんあります。マリンアクティビティが楽しめるエリアも数多くあるので、ダイバーにもおすすめ。

フィリピンを訪れたらやはりビーチは外せない観光スポットです。

①セブ

日本からの直行便もあるセブは、フィリピンのビーチリゾートを代表する場所です。5つ星ホテルをはじめとする高級ホテルを中心に、広大な敷地にはいくつものプールやプライベートビーチ、レストランやバーなどがあり、ホテルの敷地から一歩も出ずに何日も過ごせるほど。

特にセブから二本の橋でつながっているマクタン島にはいくつものリゾートホテルが集まっています。セブ国際空港やセブの繁華街からは少し離れた場所にあるので、ホテル内でのんびり過ごしたい方に特におすすめです。

②ボラカイ島

マニラからは隣のパナイ島まで飛行機での移動となります。パナイ島から目的のボラカイ島にはスピードボートで約10分。決して交通の便が良い場所ではありませんが、ボラカイ島には一見の価値ありの人気スポット「ホワイトビーチ」があります。

このホワイトビーチは4㎞にもわたって海岸線が続き、その名前の通り白砂と青い海のコントラストは「アジアNo.1ビーチ」に選ばれただけある美しさ。

ビーチの他にもトロピカルフルーツを使ったスイーツや、シーフードが楽しめるレストランなどグルメな方にもおすすめの島です。

③ボホール島

セブ島の南隣にあるのがこちらのボホール島です。アロナビーチでのマリンスポーツはもちろん、バギーやジップラインなどのアクティビティが充実しているのもこの島の特徴。

またこちらでしか見られない「チョコレートヒルズ」という観光スポットが有名です。3~5月の乾季になると山一面に群生している植物が枯れて茶色になることからそう名付けられました。この不思議な景色をぜひ自分の目で確かめてみてください。

④パラワン島

フィリピンの最も西の端にあるのがパラワン島です。2015年には「世界で一番美しい島」にも選ばれたこの島には「エルニド」という白砂のビーチがあります。

透明度抜群な海が堪能できるビーチの他には、鍾乳洞や地底川など手つかずの自然もあり個性的な一面を楽しめます。

フィリピンの観光スポットランキング:遺跡・建造物


遺跡
フィリピンには歴史的建造物や遺跡など、昔を感じられる観光スポットもあります。 フィリピンの歴史に思いを馳せながら、これからご紹介する観光地を回ってみてはいかがでしょうか。

①イントラムロス

スペイン語で「壁の内側で」を意味するイントラムロスは、城塞都市としてフィリピンの激動の歴史を見続けてきました。

また高い壁で四方を囲まれたこの都市は、マニラ最古の地区でもあります。スペイン統治時代に建築されたコロニアル様式の家屋やマニラ大聖堂、サンチャゴ要塞などの見所があり、フィリピンの歴史を知るにはピッタリの場所です。

②ビガン歴史都市

ルソン島にあるビガン歴史都市は1999年に世界遺産にも登録されました。スペイン統治時代の街並みを今に残し、歴史的建造物だけでなく石畳の通りや白い壁の教会などの至る所が絵になります。

サルセド広場の噴水ショーや聖ポール大聖堂のイエス像といった名所を訪ねたり、クリソロゴ通りのお店に立ち寄るのもおすすめです。

③コルディーリェラの棚田

日本にも棚田は各地にありますが、ルソン島北部にあるコルディーリェラの棚田群は規模が違います。山脈を切り開いて作った棚田は「天国への階段」とも呼ばれ、すべてつなげると地球半周分になるほどのスケールです。

2000年以上も昔に山岳民族のイフガオ族がほぼ人力で作り上げたと言われており、世界遺産にも登録されています。青い稲が風にそよぐ時期や黄金色の稲穂で一面が覆われる季節にぜひ訪れてみて下さい。

④マゼラン・クロス

マゼラン・クロスはキリスト教の布教のためにセブにやってきた冒険家のマゼランが、到着した際に打ち込んだ木製の十字架として知られています。現在はマゼラン通りのサン・トニーニョ教会の隣にあります。

この木製の十字架は削って飲むと万病に効くと言い伝えられています。そのため多くの観光客が削り取って破片を持ち帰っていたため、現在は木製のカバーで厳重に覆われています。

フィリピンの観光スポットランキング:自然・国立公園


自然豊かなフィリピンには、国立公園や海中公園といった観光スポットもあります。

リゾートや観光では訪れない、フィリピンの手つかずの自然に触れてみてはいかがでしょうか。

①スモール・ラグーン

セブから飛行機で一時間ほど行った先のパラワン諸島に、エルニドという秘境があります。ビーチの目前まで迫る切り立った崖や、うっそうと生い茂る原生林などのワイルドな魅力がたくさん。

特に「ビッグ・ラグーン」や「スモール・ラグーン」と呼ばれる入り江は、エルニド観光のメインの場所。透明度抜群なラグーンではカヤックなどのアクティビティが楽しめ、エメラルドグリーンの絶景を間近で見られます。

②ルミアン洞窟

ルソン島北部にある山村・サガダにはルミアン洞窟というスポットがあります。

このルミアン洞窟には地元の埋葬風習として、500年以上前の棺が100以上も収められています。洞窟内は迷路のようになっているので、必ず現地のガイドと一緒に入りましょう。

トレジャーハンターや地底探検気分を味わえるので、ちょっと変わった体験をしたい方におすすめです。

③プエルト・プリンセサ地下川国立公園

パラワン島の中央部にある町・プエルト・プリンセサには世界遺産に登録された地底河川があります。全長8.2㎞にも及び、「地底河川探検クルーズ」としてボートで洞窟内を見学することが可能。

ライトアップされた鍾乳洞やコウモリが飛び交う中を約45分かけて進みます。人気の観光スポットで完全予約制。混雑している時は2時間ほど待つこともあります。

④トゥバタハ岩礁海中公園

世界屈指のダイビングスポットでもあるトゥバタハ岩礁海中公園には、300種類以上のサンゴや500種類以上の魚、イルカやウミガメなどの動物を見られます。東南アジア最大規模ともいわれるサンゴ礁の周りを色とりどりの魚が泳ぐ様子はまさに「海の楽園」。

季節風の関係で3~6月までの3か月間のみの観光となり、最寄りのパラワン島からは船で10時間ほどと、簡単にはいけない場所にあります。だからこそ他では見られない自然を楽しめるのかもしれませんね。スキューバダイビングをする方なら一度は訪れてみたい場所です。

フィリピンの観光スポットランキングまとめ


今回はフィリピンの観光名所をビーチ・史跡・自然というカテゴリーに分けて、ランキング形式でご紹介してきました。

日本人にとってはセブなどのビーチリゾートが有名ですが、それ以外にもスペイン統治時代の建造物やフィリピンならではの自然を堪能できるスポットがたくさんあります。

ぜひこちらを参考にして、新しいフィリピンの魅力を発見してみて下さい。