フィリピンで銀行口座を開設したい!おすすめの銀行や口座開設の方法をご紹介

フィリピンに留学したり長期滞在をする際には、フィリピンの銀行に口座を持っていると何かと便利です。

またフィリピンで不動産投資を考えている方にとっては、現地でのお金の管理に必要になります。

この記事では日本人に便利なフィリピンの銀行や、銀行口座開設の方法などをご紹介。これからフィリピンの銀行に口座を開設する予定の方は参考にして下さい。

目次

フィリピンの主要な銀行


フィリピンの銀行の中には日本支社があったり、日本人スタッフが駐在している銀行が多くあります。日本語で相談ができたり手続きをすることができるので、英語でのやり取りが不安な方は特におすすめです。

フィリピン・ナショナル・バンク(Philippine National Bank)

1900年代の初めにフィリピンの国立銀行として設立されました。主に海外で働くフィリピン人の国内送金業務を行い、フィリピン国内に656拠点、海外には77拠点あります。

日本には東京支店や名古屋出張所があるので、日本国内での手続きも可能。みずほ銀行を主要取引銀行としている他にも、ゆうちょ銀行のシステムを利用した送金スキームを確立しており、日本からの送金にも便利です。

在日本のフィリピン・ナショナル・バンクの支店

○フィリピン・ナショナル・バンク東京支店
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16三田43MTビル1階
電話:03-6858-5910
FAX:03-6858-5920

在日本のフィリピン・ナショナル・バンクの支店

○フィリピン・ナショナル・バンク東京支店名古屋出張所
〒460-0003愛知県名古屋市中区錦3-24-24錦324ビル7階
電話:052- 968-1800
FAX:052-968-1900
Email:pnbnagoya@pnbtokyo.co.jp

メトロバンク(Metropolitan Bank & Trust company)

フィリピン最大級の国際銀行で、コングロマリット「メトロバンクグループ」の中核銀行です。本社はマカティにあり、フィリピン国内に953支店、2,300か所以上のATMがあります。

日本には東京と大阪に支店があり、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などへの送金サービスを展開しています。

在日本のメトロバンクの支店

○メトロバンク東京支店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-19-1神田橋パークビルヂング1階
電話:03-5281-7281
FAX:03-5281-7282
Email:MBTOKYO@metrobank.co.jp
○メトロバンク大阪出張所
〒541-0052 大阪市中央区安土町2-3-13大阪国際ビルディング3階
電話:06-7711-1315
FAX:06-7709-9243
Email:MBOSAKA@metrobank.co.jp

BDOユニバーサルバンク(Banco De Oro Universal Bank)

1967年設立のフィリピン最大手の商業銀行です。最大の財閥「SMグループ」に属しているため、同財閥が運営するショッピングモールには多くの支店やATMが設置されています。

日本に支店はないものの、フィリピンの銀行では最大のジャパンデスクを設けています。日本人の個人の取引についても日本語で説明してくれるので安心です。

ジャパンデスクがある支店

○BDOジャパンデスクコンタクト
6th Floor, South Tower, BDO Corporate Center, 7899 Makati Avenue Makati City 0726, Philippines
電話:+63(2)8663-4001 (日本語対応)
Email: help-Japanese@bdo.com.ph
※ジャパンデスクへのご来店時はご予約をおすすめします。

バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(Bank of the Philippine Islands)

1851年設立で、フィリピン国内だけでなく東南アジアの中で最も歴史のある銀行。「アヤラグループ」に属していて、フィリピン人が多く利用していることでも知られています。

また、みずほ銀行と提携しており、円やUSドルなど外貨での預金も可能です。

フィリピンの銀行に口座を開設するには


日本国内に支店を持っている銀行はそちらでも手続きが可能です。その場合は必要な書類などが変わってきますので、各支店にお問い合わせください。

今回はフィリピンに居住しているという前提で口座開設に必要なものや手順をご紹介していきます。

銀行口座開設に必要なもの

各銀行によって必要な書類は若干変わりますが、一般的に必要なものをご紹介していきます。
フィリピンで銀行口座を開設するには、本人が滞在していることを証明する書類が必要です。
場合によってはマイナンバーが手続きに必要なこともあります。メモを持参するなどしてすぐに番号が分かるようにしましょう。

【その他の身分証明書】
PRAカード:[Philippine Retirement Authority Card]フィリピン退職庁が発行する外国人登録証

フィリピンで銀行口座を開設する手順

上記の書類や現金が準備できたら希望する銀行の支店に口座を開設しに行きましょう。

フィリピンの銀行は日本と違い土日や祝日も営業していることがあります。営業時間は午前10時~午後7時までが一般的。日本よりも営業時間が長いので、忙しい方でも行けるのではないでしょうか?

窓口についたら口座を開設したい旨を伝えましょう。言葉が不安な方は日本人スタッフがいる銀行を選んでください。所定の書類に必要事項を記入したら、口座開設金を添えて提出します。

無事口座が開設されれば通帳はその日のうちに受け取れます。キャッシュカードは銀行により発効までに一週間前後かかることもあります。

日本からフィリピンの銀行へ送金する方法


日本国内の銀行や郵便局からフィリピンの銀行へ送金する方法はいくつかあります。上にあげた銀行ごとにフィリピン国内の支店へ送金する手順を見ていきましょう。

フィリピン・ナショナル・バンク

・窓口での送金
日本に二か所ある支店や出張所に出向いて、窓口から送金する方法です。同銀行内であれば窓口に現金を持参すれば即時に入金が可能です。手数料は送金金額により異なります。

・銀行振込による送金
みずほ銀行にあるフィリピン・ナショナル・バンクの口座を通じて、フィリピンの銀行口座へ振り込みする方法です。お近くの銀行の窓口やATMから指定の口座へ振り込み。電話などで送金指示をした後に、振込額から手数料を引いた金額がフィリピンへ送金されます。

・現金書留による送金
50万円以内の送金であれば現金書留による送金が可能です。指定の送金指示書や身分証のコピーを同封して、本国内の支店や出張所あてに現金を送ります。それが到着次第、送金指示書の内容通りにフィリピンへ送金するという方法です。

・みずほ銀行や郵便局のシステムを利用した送金
「みずほバーチュアルアクセス」や郵便局の「Postal Link」などのシステムを利用した送金方法です。これは海外へ送金するためのアプリで、窓口や店頭で申し込みをした後に使用できるようになります。詳しくはみずほ銀行や郵便局へお問合せ下さい。

メトロバンク

・窓口での送金
東京と大阪にある支店に来店すれば、フィリピンへの送金手続きが可能です。事前に送金依頼人と受取人の情報の登録が必要です。

・METS(メッツ)メトロかんたん送金サービス
三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行の振込指定口座へ振り込むと、最短30分以内に指定のフィリピンの銀行口座へ送金が可能です。24時間365日利用可能なサービスで、1,000円以上からの利用となります。申し込みはHPや電話から受け付けています。

BDOユニバーサルバンク

・BDOレミットジャパン・セブン銀行の送金サービス
セブン銀行にあるフィリピン送金サービスを利用する方法です。1円からの送金が可能で、日本全国にあるセブンイレブンから手続きができます。BDOの口座だけでなく他行の口座にも送金OK、ただし送金手数料が二行分引かれるのでご注意ください。

バンク・オブ・フィリピン・アイランズ

・オンラインバンキングで送金
こちらは同銀行の他支店へ振り込みをするシステムです。実際にオンラインバンキングをする前にWeb上でエンロールという手続きを事前に行います。その後支店にあるATMでアクティベートという手続きをすれば準備が完了です。

フィリピンで銀行口座を開設する際の注意点


フィリピンで銀行口座を開設する際には日本の銀行とは違う、フィリピンの銀行ならではの決まりや注意点があります。

フィリピンの銀行に口座を開設する際やフィリピンを離れる場合には次のようなことに気を付けましょう。

口座開設の支店はあらかじめ決め、時間に余裕を持って行く

フィリピンの銀行は支店が違うと、手続きに手数料がかかることがあります。そのためなるべく自宅や勤務先の近くで、行きやすい場所にある支店で口座を開設しましょう。

またフィリピンでは日本の銀行に比べて口座開設に時間がかかります。店内の込み具合や大きさによっても変わりますが、おおむね一時間程度かかると考えて余裕を持って行きましょう。

口座開設時は英語で署名する

パスポートの署名が日本語でも、フィリピンの銀行口座を開設する際には英語表記の署名が必要になります。

同時に本人確認のためパスポートの署名と同じ日本語でのサインもします。そのため英語と日本語のどちらでも署名できるようにしておきましょう。

ATMカードはキャッシュカードと違う

日本ではATMで引き出しなどに使うカードのことを「キャッシュカード」と呼びます。

しかしフィリピンでは「ATMカード」や「デビットカード」が口座預金と紐づいた決済用カードになります。そのため、フィリピンの銀行で日本と同じようにキャッシュカードと言うと、対応した行員が混乱してしまうこともあるのでご注意ください。

またATMカードに記載された番号は口座番号ではありません。銀行取引に必要な口座番号は口座開設時に教えてもらえますので、間違わないようにしましょう。

口座残高が不足すると保管料を取られてしまう

日本の銀行では口座残高が0でも口座維持料金はかかりません。

しかしフィリピンの銀行では各銀行が定めた残高を下回ると、口座維持のための保管料を取られてしまいます。これは「イニシアル・デポジット(Initial Deposit)」という制度で、その所定の残高は口座開設時の最低入金額と同額です。

一日でも所定の残高を下回ると、300ペソが口座から自動で差し引かれます。これは毎月末日に引き落とされ、預金額が0になると自動で口座が閉鎖される場合もあります。

2年取引が無ければ解約がおすすめ

2年以上金利以外のお金の出し入れがない口座は、休眠口座とみなされてペナルティとして毎月300ペソが口座から引かれてしまいます。

またフィリピンで開設した口座は海外では使用できません。そのため当分フィリピンで生活しない場合は、口座を解約することをおすすめします。

銀行口座を解約するには本人が支店に出向いて窓口で手続きをしなければなりません。フィリピンから出国する前に忘れずに手続きをしましょう。

フィリピンから出国する場合、原則1万USドル以上の現金は持ち出せません。口座を解約する前には日本の銀行へ海外送金を行い、手持ちの現金を1万ドル以下にしましょう。

フィリピンの銀行口座開設まとめ


今回はフィリピンの銀行口座を開設する際の手順や日本人におすすめの銀行について解説してきました。

日本の銀行とは違うフィリピンの銀行ならではの仕組みなどもあるので、口座金額が下回らないよう、フィリピンを出国する際には口座を解約するように気を付けてください。

フィリピンの銀行では、日本で取り扱いのない金融商品を購入することができます。まとまった資金をフィリピンで運用したい方や、所有している不動産の家賃を受け取るにもフィリピンの銀行に口座を持っていれば便利ですね。

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