フィリピンの不動産デベロッパーシャングプロパティーズとは?

シャングプロパティーズとは
フィリピン国内で高級コンドミニアムやホテル開発を手掛けるShang Properties, Inc(シャング プロパティーズ)という不動産デベロッパーをご存知ですか? シャングプロパティーズはフィリピン国内のみならず、世界的にもコンドミニアムなどの住宅開発力に定評があります。主にフィリピン経済の中心地、マカティ市やオルティガス地区の都市に数々の高級コンドミニアムを開発。 いま最も注目されている不動産デベロッパー、シャングプロパティーズについて、詳しく見ていきましょう。

目次

フィリピンの不動産デベロッパーシャングプロパティーズの基本情報


シャングプロパティーズとは
創業:1987年

シャングプロパティーズは、大手不動産デベロッパーとして住宅用コンドミニアムや高層マンションをフィリピン内で開発しています。高級レジデンスや高級コンドミニアムを多く手掛け、「Shang Salcedo Place」や「One Shangri-La Place」などの建物を過去に開発しています。

シンガポールを拠点とした複合財閥「KUOKグループ」に属し、主に東南アジアを中心に不動産開発を展開。フィリピン国内ではシャングプロパティーズのほかに、「アヤラグループ」とも業務提携し、フィリピンでの不動産開発を進めています。

またこちらのKUOKグループではフィリピン国内で5か所ある「シャングリラホテル」の運営も行っています。

シャングプロパティーズでは、こちらのシャングリラホテルの株式を60%保有し、傘下には10社もの子会社を保有しています。

フィリピンの不動産デベロッパーシャングプロパティーズが展開する不動産以外のビジネス

前項でもご紹介してきましたがシャングプロパティーズが加わっているKUOKグループでは、フィリピン国内でシャングリラホテルを展開しています。シャングプロパティーズでも、フィリピン国内5番目となるホテル「シャングリ・ラ・アット・ザ・フォート」の開発に参加。

マニラ首都圏の中心地に立地し、モダンな客室576室や世界各国の料理が楽しめるレストランなどが入っています。客室のデザインには明るい色合いのフィリピンスタイルを採用。
観光やショッピングに便利な好立地で、ビジネスマンや観光客に人気のホテルとなっています。

フィリピンの不動産デベロッパーシャングプロパティーズの歴史


シャングプロパティーズは1987年にフィリピンで設立。国内で不動産投資やオフィスビルの開発を手掛け、1991年にフィリピン証券取引所に上場しました。

2002年には「シャン・グランドタワー」を皮切りに住宅用マンション市場にも参入し、現在までに7,000戸を超える住宅を開発してきました。

さらには高級コンドミニアムのほかには「シャングリ・ラ・プラザ」などのショッピングモールを建設し、ホテルやコンドミニアムなどと一緒になった大規模な都市開発も進めています。

開発する物件の質の高さやブランド力が評価され、2013年にはフィリピン国内のベストデベロッパーにも選出されました。

シャングプロパティーズは日本人観光客にも人気のショッピングモールを開発


シャングプロパティーズではショッピングモールの開発も行っています。
マニラのオルティガス地域にあるこちらのショッピングモールはショーブールバード駅にも直結し、利便性が抜群。


地上6階、地下1階の大きなショッピングモールで、中央の巨大な吹き抜けが特徴にもなっています。高級ブランドショップをはじめ、スーパーマーケットや高級カフェがテナントとして入っています。


ほかにも映画館やキッズスペース、ホームセンターや家具店なども出店。さらに日本でもおなじみの「無印良品」や「ダイソー」、「和民」などのレストランやとんかつ店も入り日本人にも人気のショッピングスポットになっています。

シャングプロパティーズが展開する不動産ブランド


2002年に住宅開発に参入すると、瞬く間に7,000戸を超える住宅を開発したシャングプロパティーズ。フィリピンの政治や経済の中心地「メトロ・マニラ」に、数々の高層コンドミニアムを建設しています。
特に参入するグループ会社がシャングリラホテルを手掛けているだけあり、建物には上質な雰囲気や高級感が演出されています。
今回はシャングプロパティーズが展開する住宅を4か所ご紹介します。

One Shangri-La Place(ワン シャングリ・ラ プレイス)

北タワーと南タワーの二棟が並んで立つ「ワン シャングリ・ラ プレイス」は、フィリピンで最も高いツインタワーとしてランドマークにもなっています。フィリピンのオルティガス地域に2014年に完成。

マニラ首都圏の中では二番目に大きなビジネス街の一等地に立ち、下層階には高級ショッピングモールがあります。
高級ホテル並みの外観や共用施設が特徴で、最高級の設備やデザインが人気。24時間のコンシェルジュサービスやシャングリラホテルの関連サービスも利用できるなど、だれもが憧れる高級コンドミニアムです。

Shang Salcedo Place(シャン サルセド プレイス)

マカティ市の中心部、高級住宅街のサルセド・ビレッジに立つのは「シャン サルセド プレイス」です。67階建ての高級コンドミニアムとして、特に外国人駐在員を中心に人気。

建物内にはパーティールームやキッズルーム、室内ジムやラウンジが完備。ほかにプールなどもあり、住む人の生活の質を向上してくれます。

こちらのコンドミニアムの内装はシャングリラホテルを手掛けた有名デザイン会社が担当。ホテルに負けない内装と設備で、ホテルライクなサービスも受けられます。

近隣には日本人の受診が多い総合病院やショッピングモールなどもあり、恵まれた住宅環境の中で生活ができます。

The Rise(ザ・ライズ)

フィリピンのビジネスの中心、マカティCBDの北部エリアにあるのは高級コンドミニアム「ザ・ライズ」です。フィリピンNo, 1のショッピングモール「グリーンベルト」や最先端の医療施設も近くにあり、利便性は抜群。
また施設自体のグレードも高いのが人気の特徴で、会議室や図書館なのどのほかにも、ビリヤードクラブやラウンジが公共施設として使用可能。
建物の1階から2階には、51もの小売店やレストランもあります。
海外駐在員の住宅としてだけでなく、投資用物件としても今後さらに値上がりが期待できる物件でもあります。

St. Francis (セント フランシス)

St. Francis
シャングプロパティーズのコンドミニアム「セント フランシス」はニノイ・アキノ国際空港から45分のオルティガス地区にあります。60階建て二棟からなる高層マンションで、ショッピングセンター「シャングリ・ラ・プラザモール」やシャングリラプラザホテルに隣接しています。

同じエリアにはアジア開発銀行やフィリピン証券取引所などがあり、まさにフィリピン経済の中心地。ほかにも「SMメガモール」などのショッピングモールが近くにあります。

こちらのコンドミニアムは分譲のほかにも海外移住者やマニラでのロングステイ滞在者向けの賃貸にも対応、1ベッドルームからメイドルーム付きペントハウスまであります。

フィリピンの不動産デベロッパーシャングプロパティーズまとめ


シャングプロパティーズはシャングリラホテルを有するグループ企業として、ホテルクオリティのサービスや内装が特徴の高級コンドミニアムを開発しています。

またマンションやホテル、ショッピングモールが一体となった大規模都市開発にも参入し、フィリピンの発展に欠かせないデベロッパーの一つにもなっています。

シャングプロパティーズは今後も5つ星水準の高級レジデンスやコンドミニアム建設を通して、フィリピンの新しい魅力を発信し続けてくれるでしょう。