フィリピンでは、日本人を含めた外国人の「土地」や「戸建て住宅」の所有は法律で禁止されています。
そのため個人が不動産投資する場合、コンドミニアムの一室を購入することが一般的です。そこでいざ興味をもって色々と物件情報を調べても、それが他の物件と比べて魅力的かどうか気になりますよね。
物件の価値はどのエリアにあるかにより坪単価が違ったり、コンドミニアムにある設備のグレードやどんな設備があるのかによって変わります。
一般的にはどのコンドミニアムでもジムとプールがついています。日本人の感覚からすると、これら2つの設備があるだけですごく贅沢な気分になりますよね。またフィリピンのコンドミニアムでは一般的に警備員がロビーやエントランスに24時間待機しています。高級物件では専用の受付スタッフがいますが、安価~中程度の物件だと警備員が受付を兼任しています。
この記事では、フィリピンに住む日本人に人気のエリア、マニラ首都圏マカティ市に実際にあるコンドミニアムの設備を紹介します。
フィリピンの不動産物件情報サイト「ドットプロパティ(dotproperty.com.ph)」に掲載中のコンドミニアムを参考に、実際に日本人が購入する価格帯である2ベッドルーム価格1000万円〜6000万円の物件にそれぞれどんな設備があるのか見てみましょう。
物件選びの一つの基準として参考にして下さい。
フィリピンの不動産デベロッパーを紹介。不動産の資産価値を安定させるコツはデベロッパー選びも重要!
フィリピン不動産のエリア別に不動産価格やターゲット傾向をご紹介!
目次
ブリオタワー(Brio Tower)
ブリオタワー(Brio Tower)は大手デベロッパーのDMCIが手掛けています。建設系の大手企業ということもあり、豊富なノウハウを活かした堅実な設計が売りで地元フィリピン人にも人気の高い物件です。この建物には以下の設備があります。
ジム
プール
子ども用遊び場
ゲームルーム
スカイラウンジ
ザ・グラマシーレジデンス(The Gramercy Residences)
ザ・グラマシーレジデンスはセンチュリープロパティ(Century Properties)が手掛ける物件です。このデベロッパーは富裕層をターゲットにしたコンドミニアムを開発・販売しているので建物の内装や設備にもこだわって設計されています。
センチュリープロパティは2018年には日本の三菱商事と合弁で「PHirst Park Homes Inc.」という会社を設立し、新興中間層向けの分譲住宅を開発・販売もしている信頼の高い不動産デベロッパーです。
ジム
プール
ラウンジ
スパ
ゲームルーム
ミニシアター
キッズルーム
コンシェルジュ
トランプタワー(Trump Towers)
トランプタワー(Trump Towers)もGramercy Residencesと同様、センチュリープロパティーズの物件です。
こちらのデベロッパーは以前にも有名ブランドの「ヴェルサーチ」や「アルマーニ」などとコラボレーションしたコンドミニアムを展開しており、この物件もアメリカ大統領ドナルド・トランプとコラボレーションした高級コンドミニアムです。
ジム
プール
ビジネスセンター
ミーティングルーム
スパ
ミニシアター
キッズルーム
コンシェルジュ
まとめ
上の3つの物件はあくまで一例なので全ての物件に当てはまる訳ではありませんが、大体の傾向はお判りいただけましたでしょうか。
目当ての物件の近隣にある物件価格と照らし合わせてみて相場より高いのか安いのかを把握し、設備の内容にも気を配ってみるとよいでしょう。
またプリセール時に物件を購入する場合、同じデベロッパーの同価格帯のコンドミニアムの設備について調べておくと大体のイメージがわきやすいです。
プリセールの段階で魅力的な物件を探すのは難しいとお考えかもしれませんが、ご自身の利益を最大化するためには、上記のように他の物件と比較検討してより良い物件を探し当てることが重要です。