フィリピン不動産投資のネット上の成功事例まとめ

インターネット上にはフィリピンで不動産投資を行っている投資家のブログなどがたくさんあります。今回はそんなネット上にある、フィリピン不動産投資の成功事例をご紹介します。あなたの不動産投資の参考にしてみましょう。

目次

成功事例①旅インベスターさんのブログより


アジア不動産投資のブログ-旅インベスター-株カジリ
それでは旅インベスターさんが保有している不動産情報や購入動機について見ていきます。フィリピンで不動産投資をする際の判断基準にしてみてはいかがでしょうか?

Brio Tower​

こちらの物件の購入動機は、立地場所はマカティの郊外ですがLRT駅が近いということ。物件のセキュリティがしっかりしておりプールなどの設備が充実しているという点です。また付近には2021年に完成予定のモノレール計画があり、BGCの開発エリア「UPTOWN」につながる予定となっていることから買いだと判断しています。

Shore 3 Residences​

パサイのモール・オブ・アジア周辺のコンドミニアムをプリセールで購入しています。賃貸に出すことを前提に、パサイ近辺のオンラインカジノで働く中国人労働者向けにしています。またセブパシフィックが中国各地に運航していることから、中国人観光客が今後も増加すると予測しています。

特にこちらのコンドミニアムがある、モール・オブ・アジア周辺には中華系の店舗が多く展開し、深圳を思わせる街並みから中国人にもなじみやすいという理由もあるようです。

フィリピンの不動産投資をおすすめするポイント

旅インベスターさんが不動産投資先でフィリピンを選んだ理由はいくつかあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

経済成長やインフラ整備による不動産価格の上昇に期待

アジア開発銀行が発表したフィリピンの2020年のGDP経済予測は6.2%。これは他の東南アジア諸国と比べても抜群に高い数字です。特にフィリピンではIT企業の進出やBPO(Business Process Outsourcing)への投資が好況で、アメリカ向けの輸出が伸びている背景があります。 またマニラ首都圏にあるコンドミニアム価格は、2014年から2019年までの5年間で約1.9倍に上昇しています。これはフィリピン国内で住宅価格指数が発表されてから最大の伸び率となっています。ドゥテルテ大統領肝いりのインフラ政策により、地価が上昇しているという背景も考えられます。特にマニラ周辺ではこのようなインフラ整備が進行中です。 ・マカティ新地下鉄…2025年開業予定 ・マニラ新地下鉄延伸 ・モノレール「スカイトレイン」…2021年開業予定

フィリピンならではの不動産事情

フィリピンで外国人が出来る不動産投資は主に二種類あります。コンドミニアムをプレビルドか中古で購入して家賃収入などのインカムゲインを得るか、高値で売却したキャピタルゲインで儲ける方法です。

特にマニラ首都圏では賃料の水準が毎年上昇していため、家賃収入が見込めるだけでなく、転売もしやすい状況になっています。

またプレビルドでコンドミニアムを購入した場合、物件価格の5~30%に設定されている頭金はその物件が完成するまで分割で支払いができるため月々少額で投資が可能に。

さらにフィリピンではデベロッパーから直接物件を購入できるため、様々なメリットがあります。

・デベロッパーから直接購入できるので信頼性が高い
・TAXナンバーを代理発行してくれるなど細かい手続きが不要
・ある程度好きな部屋を選べる
・頭金の分割払いがOK
・引き渡しまで時間がある場合、値上がりしたら免税で売却できる

このように日本にはない不動産の仕組みにより、投資家にとってお得に物件を購入できるのではないでしょうか。

フィリピンの不動産投資におすすめのエリア・物件

旅インベスターさんがおすすめするエリアや物件をご紹介します。あなたの投資の参考にして下さいね。

1.BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)ハイストリート沿い・・・このエリアの不動産価格は5年で2倍近く上昇しています。地下鉄がモールに接続されており、地下道が出来る予定になっているためさらに地価が上昇すると見込まれます。

2.アルカサウス・・・三菱地所もこの地での開発プロジェクトに参入。一大デベロッパー・アヤラランドが開発している場所で、高速道や地下鉄も伸びる予定です。アキノ空港からも一駅で来れるようになるため(2025年地下鉄開通予定)アクセスも今後さらに良くなるでしょう。

3.パサイ・・・SMグループによるマニラ湾岸埋め立て開発が正式に認可され、新たな巨大エンターテイメント地区として「モール・オブ・アジア」やカジノ、5つ星ホテルなどが建設予定になっています。

4.ケソン・・・アヤラランドが開発している「Vertis North」付近には、オフィスビルやカジノ「OKADA」・「SOLAIRE」が進出予定。またフィリピン初の地下鉄線が開通予定で、渋滞緩和も期待されます。フィリピン大学やミリアム大学をはじめとする名門大学があり、学生の賃貸需要も見込めます。

成功事例②SE大家たくちゃんのブログより


SE大家たくちゃん通信
SE(システムエンジニア)としてサラリーマンを10年経験後、副業で得た資金を基に不動産投資家として活躍中。現在は日本とアジアで会社を4社経営しています。

フィリピン不動産への投資は9年前から、不動産管理会社運営は6年前から運営しています。その理由としては、自己所有の不動産を信頼して任せられる管理会社がなかったためと記しています。同時にフィリピン不動産を利用した民泊を営業。日本人投資家が所有している物件管理の一環として15件以上を民泊に出しています。

Acqua Private Residence​

2011年にプレビルドで購入した物件で、2018年に完成。住みながら設備が続々完成していくのを待ち、将来は2倍の価格で売却を予定しています。建物のすぐわきの橋が拡張予定のため資産価値が上がる見込みとしています。ただしフィリピンでは工期が遅れるのも良くあることなので、気長に待つことも大切と解説しています。

フィリピン不動産の特徴や投資のコツ

ではSE大家たくちゃんさんが見るフィリピン不動産投資の特徴や投資のコツを解説していきます。

どんな目的で購入するか見定める

フィリピンの不動産は個別性が高い特徴があるため、一概にどの物件が儲かるとは言えないのが現状です。そこでどんな目的で不動産投資を行うのか、自分の狙いをどこに定めるのかで買うべき物件を決めましょう。
・自分で住むため
・節税のため
・キャッシュフローが欲しい
・キャピタルゲインを狙いたい
このように目的を明らかにすることで、自分が買うべき物件の方向性がはっきりしてきます。また不動産投資を行う上では、「自分がそこに住みたいか?」という基準で物件を決めるのもポイントになります。

空室率が高いのに家賃相場が下がらない

フィリピンの不動産の特徴の一つとして、空室が多いのに家賃が下がらないという現象があります。これは外国人投資家の中でも中華系に見られ、家賃を下げる位だったら借り手が現れなくても構わないという考えがあるためです。

またフィリピンの不動産市況は日本と比べると不透明で、不動産の売り情報や賃貸募集情報が出回らないという特徴もあります。

漏水事故が多い

フィリピンのコンドミニアムでは上階からの水漏れによるトラブルが多く発生します。日本では考えられないことですが、手抜き工事をはじめとする工事の不具合が完成後にこのような形で発覚します。

たとえ天井から水漏れがあり壁や天井などの内装や家財道具にダメージが残っても、責任の所在が明らかにならないため被害者が泣き寝入りするパターンが多いといいます。そこで自衛手段として火災保険(住宅総合保険)に加入することをおすすめします。このような火災保険は自然災害や航空機の墜落から水漏れ事故や地震にも対応してくれます。

成功事例③tomさんのブログより


アジアで現地の会社員として勤務しながら、2008年よりフィリピンでスタジオタイプ、1ベッドルームの低価格帯を中心に不動産購入を開始しています。銀行のローンを利用しながら小さな物件を投資用として購入。現在では現地で管理アシスタントを雇い、自己保有物件のリフォームや管理、知人の物件の賃貸管理を幅広く行っています。

所有物件

売却済み物件

直近の保有物件

フィリピン不動産投資の特徴

それではtomさんが見るフィリピン不動産投資の特徴をご紹介していきます。

借り手によって相場の賃料や部屋の広さが異なる

フィリピンでは特に借り手がフィリピン人労働者かフィリピン人学生、外国人駐在員かによって物件の相場賃料や好まれる部屋の広さが違います。

フィリピン人労働者の多くは小さなユニットスペースにたくさんの部屋を作って大家族で住むというパターンが多く見られます。したがって家族が多いから広い部屋が必要になるとは限りません。

またマカティをはじめとする中心ビジネス街で働くフィリピン人は、遠方の地方から働きに来ていることが多いため、スタジオタイプの部屋が多く賃貸されます。

さらに大学が多い地域では学生向け賃貸物件の動きが良いのも特徴です。比較的手ごろな価格で家具や家電付の部屋ならほとんど空室になることなく稼働するためです。

フィリピンの不動産投資を成功させる秘訣

フィリピンでは物件選びが何よりも重要です。優良デベロッパーが手掛ける確実に賃貸できる優良物件を見つけ、相場よりも三割前後安い価格で購入できれば、すぐに賃貸で表面利回り10%ほどの利益を得られるのです。特にプレビルド物件は完成までに時間があればあるほど価格は安く設定されているため、そのような投資方法も可能になります。

さらにプレビルド物件なら、建物が完成するまで無利子で分割払いが可能。このフィリピンならではの不動産事情を上手に利用して、運用益をあげましょう。

またフィリピンのコンドミニアム賃貸は通常一年契約ですが、物件によっては半年やそれよりも短期間で貸し出すことも可能です。したがってプレビルド物件で所有者変更までの期間を賃貸に出す場合などにも有効なのではないでしょうか?

まとめ


今回はインターネット上にあるブログなどからフィリピン不動産の成功事例をご紹介してきました。お三方のブログにはより詳しい投資の方法や運用実績などが記載されています。気になる方は参考にして、あなたの不動産投資にぜひ役立てて下さい。

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